安すぎる!Hypermotard 698の外装部品と補修部品の価格

画像出典:Ducati

先日ハイパモタード698モノ(以下HM698)のスタンダードをディーラーで注文してきました。
ディーラーがDucati Japanへ「来年これを仕入れたい!」と伝えて、実際に配車の割り当てが確定するまでは時間がかかるようで、現在はJapanが本国と輸入する台数や時期を擦り合わせする、ディーラーとしては「承認待ち」のフェーズとのこと。
なのでまだ注文は確定していませんが、RVEと違いスタンダードの場合は、入荷時期がどれだけ遅れようともキャンセルができない契約なので、焦らず急かさず待つ時間を楽しみたいと思います。

というわけで、今回は外装部品についてちょっと調べてみました。
DucatiやBMWなどのヨーロッパ車といえば、多くの場合国産車に比べてスペアパーツが高価です。
立ちゴケしただけでも、綺麗に直すのに十数万円かかるケースが珍しくありません。

そんなプレッシャーを、気軽に乗れて過激に遊び倒せるモタードで感じたくはない…。
しかしご安心ください。
結論からいうと、Ducatiの他のモデルに比べてHM698の外装部品はめちゃくちゃ安かったのです。

純正外装部品の価格

※RVEの部品は「受注終了品番」と表示されて価格が確認できなかったので、全てスタンダードの価格です。

部品価格(税抜)
ヘッドライトカウル6,530円
ハンドガード(片側)6,600円
フロントフェンダー8,390円
フォークガード(片側)2,610円
タンクカバー(片側)8,390円
シュラウド(片側)2,240円
サイドカウル(片側)5,410円
リアフェンダー10,260円

この通り驚きの価格です。
下手すると国産250ccトレールより安い部品すらあります。

EICMAのリポート動画を見た感じだと、恐らく素材が未塗装のPP(ポリプロピレン)製っぽいので、ドゥカティレッドに塗装された別素材の他モデルと比べると安いのは当然なのですが、ドゥカティのデザインがこの価格で手に入るのはとてもありがたいです。
ちなみにPPは、軽量で弾性に優れるため、そもそも割れにくく補修性も高い素材なのでヨシ👌

その他の補修部品・消耗部品の価格

ついでに、転倒で傷付きそうな部品や、定番の消耗品の価格も調べてみました。

部品価格(税抜)
ヘッドライト102,530円
テールライト31,690円
インストルメントパネル130,490円
フロントウィンカー(片側)8,350円
リアウィンカー(片側)8,730円
ミラー(片側)12,120円
ハンドルバー18,650円
クラッチレバー20,370円
ブレーキレバー20,370円
シフトペダル15,850円
シフトペダルラバー980円
ブレーキペダル11,190円
ブレーキペダルプレート(踏む部分)980円
フットペグ(片側)3,360円
フロントブレーキディスク41,950円
リアブレーキディスク24,240円
ドライブスプロケット5,600円
ドリブンスプロケット11,190円
バッテリー36,840円

ブレーキ関係はブレンボ製なのでやっぱり高いですね。
ノーマルのハンドガードは樹脂製で強度も低い構造なので、アルミ製のクローズタイプのハンドガードを装着してレバーを守りたいところ。

バッテリーは、DesertXやPanigale V4 S、Streetfighter V4 Sなどにも採用されている物と同型のリチウムバッテリーです。

車両は高いが維持コストは低いぞ!

ドゥカティらしい(?)価格の部品もありますが、少なくとも外装部品がこの価格なのは、外車の維持に不安を抱いている方にとって安心できる大きな要素なのではないでしょうか。
そもそもトレールやモタードは、転倒しても傷付く箇所が少ないですし、加えてこのHM698は、過激なエンジンにも関わらずメンテナンスサイクルは長めに設定されています。
このドゥカティ、長く思いっきり遊べそうです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です